一般的な材料 ・キムチ(なるべく古く酸味が出てきたもの)  ・キムチの汁  ・豚肉   ・だしの素  ・ごま油   ・野菜｛長ネギ・しょうが・ニンニク・えのき・ニラ｝

「キムチチゲ」とは？

キムチを入れた「チゲ」で、チゲは野菜や肉、魚などを煮た鍋料理の総称です。
材料は、白菜キムチの他、豚肉、豆腐、長ネギ、タンミョン（春雨）などで、味付けとして、塩やみじん切りにしたニンニク、唐辛子が加えられます。白菜キムチは主に発酵が進んで、やや酸っぱくなったものが好んで用いられます。大きな鍋で作ることもありますが、食堂などでは１人前用の小さな「トゥッペギ」と呼ばれる素焼きの器に入れて供されます。
家庭料理として作られるほか、食堂や飲食店のメニューに必ず並び、また居酒屋などでキムチチゲをメニューにおいているところもあり、食事としてだけでなく、酒のつまみとして食べられることもあります。
キムチが柔らかくなるまで煮込むのがおいしく作るコツです。韓国では家庭の数だけ味があるといわれているくらいの定番料理です。また好みにもよりますが、カレーと同様に作りたてよりも翌日の方が、味が染みて更においしくなるとも言われます。
類似の料理としては、缶詰のツナを具に加えた「チャムチキムチチゲ」、魚の水煮を入れた「コンチキムチチゲ（さんま）」「コドゥンオキムチチゲ（さば）」があります。