【インタビュー】キム・テフン、音楽と人生に関してインタビュー:WOW新大久保

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【インタビュー】キム・テフン、音楽と人生に関してインタビュー

キム・テフンが新大久保の「SHOWBOX」にてLIVE開催前、インタビューをさせていただいた。 テフンファンはもちろん、K-POPを愛する人たち、そしてアーティストを目指す人たちにも是非ご一読いただきたい貴重なお話を伺うことが出来た。




◆テフンさんと音楽との出会いは? 身近に音楽に携わっていた方がいらっしゃったのでしょうか?

私の父が 仕事のほかに パンソリ(판소리 ※伝統的民族芸能。 多くの人たちが集まる場所で物語性のある歌を打楽器の演奏と共に聴かせる)をやっていたので私の兄弟は一番上の姉以外 皆、影響を受けました。

二番目の姉は音楽コンテストに出たり、兄ふたりは大学時代バンドをやっていました。 兄や姉のおかげで小学生くらいの時から自然に音楽を聴くのが趣味になりました。




◆現在のような音楽の世界に本格的に入ったきっかけは何でしたか?

高校2年生くらいの時は 音楽の世界と運動の世界のどちらをとるか悩んだ時期もありましたが、高校3年の時、一緒に運動をしていた仲間のひとりが水の事故で亡くなってしまったのをきっかけに、自然と音楽の世界にいくようになりました。

もし彼が生きていたら、音楽ではなく運動を選んでいたかもしれません。

◆プロとして音楽をやっていこうと思ったのはいつ頃でしょう?

高校3年の冬休みに先輩たちから 当時 韓国でブームだったヘヴィメタルバンドのヴォーカルオーディションがあるから受けてみたら?と言われ、受けてみたところ一発で合格しました。

私は当時まだまだ子供で、そのグループがどんな感じなのか よくわからないまま加入したのですが、新ヴォーカリストが入ったのだからアルバムをまず作ろうと言っても 新曲も作らずコンサートをやるばかりでした。

当時はギタリストが ヴォーカルより前に出て来る時代で、1曲の中にギターソロが10分近く あったり…(笑) 私は経験不足だったので、そんな時はどうすればいいかもわからず、ギターに合わせて ただ頭を振る(※ヘッドバンキング)ことしか出来なかったのですが、やりながら だんだん なんだかこれは違うと感じはじめて…。

本当に自分が好きなものは なんだろうと考え、そのバンドを辞めて、今度はアコースティックギターを使って歌うフォークソングをやっている人たちに色々教えてもらったり、ダンスミュージックをやっているバンドに入ってみたり、ソウルミュージックをやっているグループに入ってみたり…。 

色んなことをやってみました(笑) あれこれ色々やったので、これが好きっていうものが無くて、逆に全部なんでも好きって思うようになってしまいましたね(笑)
1つだけ出来ないのが 韓国のトロット(※日本の演歌のようなジャンル)ですね。これだけはやったことがないんです。




◆先ほどもヘヴィメタ時代のお話を少し伺いましたが、プロとして初めてステージに立った頃の思い出はありますか?

そのバンドの時は20歳になる前のまだほんの子供で、自分の意志もないのに無理やり人に背中を押されてステージに立ち、まだまだ未完成のパフォーマンスをやったりするのが嫌でした。 なんかやりづらいし、本当の自分ではないなと思ったんです。 色々 悩んでいる途中に軍隊に行きました。

私の時代は まだ兵役が3年間もあった頃で、21歳で入隊し24歳で除隊したのですが、その3年間で韓国の音楽業界はすごく変わっていました。 入隊前の21歳当時は、「音楽をやるにはまだ子供だ」「歳が若すぎる」と言われたのに、除隊して戻ってきたら 「24歳なんて歳をとっていますね」と言われてしまい…。

それならばもっと音楽の勉強をしなければ…と考えて、映画やドラマのOSTの作曲や編曲を勉強しました。 韓国のオリンピックのテーマ曲や大人気の映画のOSTなどを作られた もう亡くなったシン・ビョンハ先生のしたで6年間ずっと勉強させていただきました。 6年たって はっと気づいたら30歳近くになっていました(笑)

でも、作曲を勉強しながら こうやって作曲家さんたちが色々ルールをまもりながら曲を作っているのに 歌を歌う側がこれを守らないのはおかしいなと感じ、自分はそれを学んだのだからそれを守りながら歌いたいなと思って、そこで再び歌に対しての気持ちに火がつきました。

30歳過ぎからは勉強をやめて 活動を始めようと思い、まずはヴォーカルを教える仕事から始めました。 フィソンとか2PMのメンバーとか、運良く教え子たちがスターになり、スクールも有名になりました。 『私の名前はキム・サムスン』で有名になった女優キム・ソナさんの初主演映画「夢精期(몽정기)」のテーマ曲を32歳の時に歌うことになりました。

その後、ヒョンビンさんの初主演映画「まわし蹴り(돌려차기)」のテーマ曲も私が歌いました。 私は オム・テウンさん主演ドラマ「復活」のテーマ曲を歌いましたが、この大人気ドラマのさらに上をいった「私の名前はキム・サムスン」に主演したキム・ソナさんとヒョンビンさん、ふたりの初主演作品のテーマ曲を私が歌ったのがなんだか面白いなぁって思いました。


◆日本ではドラマ「復活」のOSTで多くの方がキム・テフンさんを知ることとなりましたが、当時の手応えとか思い出を聞かせてください。

2006年くらいに韓国で放送になり、その翌年に日本で開催された「復活」のファンミーティングのシークレットゲストとして 初めて日本のステージに登場しました。 ステージでドラマのシーン映像が流れ、音楽と共にいきなり私が登場しました!

私がステージに立つ前に 関係者のかたから「日本のお客さんは韓国とはちがって、静かに音楽を聴いて、あまり大きな反応を見せないから 反応が薄くてもがっかりしないで。」と聞かされていたのですが、私が登場したらすごい大きな歓声と反応が来て 聞いていた話とぜんぜんちがって…(笑) 逆にそれで緊張してしまったくらいです(笑) 日本のファンのかたたちは、私についての情報などをよく調べてくださったり、とても熱心に応援してくださるので 話がしやすいです。

私のことも私の歌も両方が好きなんだと感じます。 韓国のファンのかたは、声援はとても熱くしてくださいますが、細かい情報などはあまり調べたりはしないので私について話すと初めて聞いたような反応が返ってきたりします。 私が好きというよりは私の歌が好き、OSTを歌ったドラマが好き…という感じです。

私が歌うと、そのあとその歌についてとか、私についてとか、いろいろ質問して 知ろうとしてくれるのは日本のファンのかたですね。 逆にそこまでやってくださるので、私自身も もっと頑張らなくちゃいけないっていう気持ちになるんです。 もっといろいろやってあげないと…って私に思わせてくれたのが日本のファンのかたたちです。

ライブが終わったあと、共感出来るのが日本のファンのかたちです。 日本のファンのかたたちは ライブのあと ただ「お疲れ様でした~」と言うだけではなく、「今日のコンディションはとても良かったですね」とか 細かいところまで言ってくださるので、私のいろんな部分まで見てくださるって思って感動しました。 もちろん韓国のあっさりした感じもいいですし、日本の細やかなところもいいですが、私自身が まだまだ足りないですね。

日本でファンとお話するのがとても楽しいですね。 専門家と話しているような気持ちになることもあります。


◆今、日本での歌手活動以外にもヴォーカルトレーナーとしても活動されていると伺いましたが?

今はコロナなどの影響を受け、なかなか大きく発声練習なども出来ないため、指導はお休みしています。 少し前までYGエンターテインメントジャパンで教えていたりしましたが、 レッスンはどうしても狭い部屋で発声したりするのでなかなか 今はちょっと難しいですね。

日本人のかたでも韓国人のような声を出す方法があるのですが、日本の歌手のかたはそれを目指していないんです。

日本の発声方法でK-POPを歌いたいと望みます。 その考えをどうやったら変えられるか今考えています。最近の K-POPはダンスがメインですが、本来は歌がうまくて、さらにダンスが出来る…という感じだったのですが、今はダンスがメインで歌が次になってしまっています。

でも本当は歌がうまくなければ韓国ではアイドルにはなれないです。 いくらダンスが上手でも 例えば4~5人のグループなら最低2人は歌がとても上手い人がいないとダメです。

歌もダンスもうまければいいけれど、 日本人がもしK-POPアイドルとして韓国でのデビューを望むならば、ダンスだけで歌はヘタだと アイドルグループに入れる確率が下がりますよね?

歌もダンスもうまければ5分の5の確率の可能性がありますが、ダンスだけなら5分の2程度しか入れる枠がないわけです。 練習してうまくなれるのが歌です。 歌がうまければ楽しいしいろんなチャンスが増える。 そういうレッスンをしたいと思います。

◆最後に今後のご活動予定、メッセージ等をお願いいたします。

3月25日正午に韓国で久しぶりにデジタルシングルをリリースします。
1曲だけですが今までとはちょっとちがって、コロナ時代に合わせ、すべて私と私の友人のふたりだけで制作しました。 レコーディング室も使わず、自宅で録音し、韓国にいる友人とリモートで進めました。 韓国で友人が曲を作り、日本で私がレコーディングして、ふたりでミキシングしてマスタリングして…と進めました。 たった1曲ですが時間はとてもかかりましたね。

そんなことをやってみて今回思ったのは、映画とかはたくさんの人と作る必要がありますが、音楽はひとり孤独に作るものなのかもなって。 いい曲に仕上がったので25日がとても楽しみになっています。 曲のタイトルは 『Promise』です。 是非たくさんのかたに聴いていただきたいです。 まずは韓国での配信ですが、日本でも数か月したら配信できたらと思っています。



ライブ前にもかかわらず、大変丁寧に質問に答えてくださった。 歌手として成長過程に起きたこと、感じたことから、 歌手として成功した者だからこそ言える、音楽を目指す後輩たちへのアドバイスなど、本当に貴重なお話を聞かせていただいた。

このインタビューのあと、おこなわれた この日のライブは バラード曲で構成されていたが、どの曲も キム・テフンの少しハスキーでパワーのあるヴォーカルで観客を魅了した。 曲の合間のトークも 流暢な日本語で客席を惹きつけた。

また、3月18日は 誕生日だったが、この日のライブではファンのかたたちからのサプライズで ファンひとりひとりから真紅のバラ一輪ずつと、バースデーケーキが贈られた。

兄弟が多い(5人兄弟)キム・テフンは 幼い頃あまり自分が主役の誕生会などの経験がなかったそうで、照れくさそうにしながらも 大きな感動と感激に浸っていた。 たくさんのバラを抱えながら歌うキム・テフンは幸せそうで、こんなに応援してくれるファンのために歌う意欲がさらに増した様子だった。

Text: Chizuru Otsuka

https://www.youtube.com/channel/UCChKTZBRjnxR6wAn4LgZN3A



詳細はこちら : SHOWBOX


2021/04/02 19:31:48 入力



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